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外川 織彦; 本間 俊充; 松鶴 秀夫; 小林 定喜*
JAERI-M 91-005, 179 Pages, 1991/02
原子炉事故時における放射線被曝による健康影響の発生数を予測するモデルの第1次版を作成した。本モデルは米国ハーバード大学で開発された健康影響モデルを基礎としている。これらのモデルは、広島・長崎の改訂線量によるリスク算定結果から得られた新しい情報に基づいて修正された。本モデルの特徴は以下の通りである。(1)ワイブル関数を使用した、骨髄、肺、胃腸管、中枢神経系、甲状腺、皮膚及び生殖腺に関する早期影響モデル、(2)広島・長崎の原爆被曝生存者の疫学調査から得られた情報に基づいた、白血病、乳癌、肺癌、甲状腺癌、胃腸管癌等に関する晩発性影響モデル、(3)胎児期被曝による晩発性影響及び発達異常のモデル